一体これは何なんだ!幻の果物「ポポー」は脳もやられる激あま味
以前「まだ『ポポー』を知らないの?愛媛発・幻の果物の生産現場を直撃」記事でご紹介した、
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幻を食しに、愛媛県大洲市へ
幻の果実、ポポーを探しに愛媛県大洲市へやってきた。幻と言われるそのワケは、同市長浜町の櫛生(くしゅう)周辺やその他ごく一部の地域でしか栽培されていないかららしい。
さらに、皮が薄いため輸送が難しく、市場にほとんど出回らないため、海岸沿いの産直所でしか手に入らないという。そんなわけで幻の果実と言われているのだ。
その糖度は20以上と高く、通称『森のカスタード』とも言われている。11月に入り、収穫の時季は終わっているとも知らず、ポポーという未知の果実にウキウキしながらママチャリを漕いで櫛生の産直所「きさい」へと向かった。
にこやかすぎる店員と出会う
山にこもっていたわけではないのだが、5日ぶりに山から町へと下り、長浜町櫛生の産直所「きさい」に無事到着。ママチャリを入り口の前に止め、思い切って店の中に入って声をかける。しかし、店の中に人は見当たらない。店員が何処にいるのか分からない。
「あのー、すみません。誰かいますか?」
そう、何度も叫んでいると、奥から店員らしき人影が現れた。
「はいはい。どうぞどうぞ。まぁー、面白い人やねー」
にこやかな笑顔の店員さんが現れた。
「あのーすみません。表のママチャリ邪魔ですか?」
「あー大丈夫大丈夫。すごい顔やねー」
笑顔を崩さない店員。
「もしかして、ポポーの収穫終わりました?」
「ははは。終わったけど、冷凍のが売っとるよ。面白いねー、ははは」
まだ笑顔を崩さない。
「すみません。じゃあ、冷凍ポポーは、まだありますか?」
店員に聞くと、冷凍ポポーのある場所へと案内された。
11月は、ポポーを「冷凍ポポー」や「ポポーアイス」「ポポー煎餅」という商品にして売っているそうだ。全ての商品を、それぞれ1つずつ購入することにした。
そして、近くの公園へ移動。1人で「ポポーピクニック」を楽しむことにした。